ドクターオブリーコラム
シミ・そばかす、トーニングは何でも受ければいいですか? 色素の種類別レーザートーニングの選び方 |弘大ホンデ トーニング
- 弘大トーニング 重要ポイントまとめ
レーザートーニングは、すべての色素を同じ方法で治療する施術ではありません。
色素が皮膚のどの深さにあるのか、メラニン性色素なのか血管性の赤みなのか、広範囲に広がった肝斑なのか、境界がはっきりしたシミなのかによって、適したレーザーは異なります。
- 肝斑・全体的な肌トーン → ヘリオストーニング・デュアルトーニング
- そばかす・シミ・老人性色素斑など、メラニン色素がはっきりしている場合 → ピコシュアトーニング
- 赤ら顔・赤い跡と色素が同時にある場合 → エクセルV
- ほくろ・スキンタッグ・盛り上がった老人性色素斑など、局所的に除去する必要がある病変 → CO2レーザー
肝斑のように再び濃くなりやすい色素は、一度に強く除去する方法よりも、メラニンを繰り返し減らしながら刺激を最小限に抑える治療が重要です。
レーザートーニングとはどのような施術ですか?
一言でいうと
レーザートーニングとは、皮膚内のメラニン色素に繰り返しレーザーエネルギーを照射することで、肝斑・シミ・色素沈着を薄くし、全体的な肌トーンを均一に整える施術です。
肌がくすんで見える原因は一つではありません。
表皮の近くにそばかすやシミがある場合もあれば、真皮層まで色素が広がっている場合もあります。また、肝斑のようにメラニンの生成自体が繰り返される疾患もあります。
そのため、トーニングのポイントは単純に「肌を白くすること」ではなく、色素が存在する深さや種類に合わせた波長とエネルギーを使用し、不要なメラニンを減らすことです。
例えばヘリオストーニングは、1064nmと532nmの2種類の波長を使用し、異なる深さにある色素にアプローチできます。ピコシュアは755nmの波長をピコ秒単位で照射し、メラニン色素を細かく分解する方式です。
CHECK POINT
広範囲に広がった肝斑 → トーニング
はっきりしたシミ・そばかす → ピコ系レーザー
赤い跡・赤ら顔 → 血管レーザー
盛り上がった局所病変 → CO2レーザー
肝斑とシミは同じ色素ですか?
一言でいうと
いいえ。同じではありません。肝斑は境界がぼんやりして広範囲に広がることが多く、シミ・そばかす・老人性色素斑は比較的境界がはっきりしたメラニン性色素として現れることが多いです。
肝斑とシミはどちらも茶色く見えるため、同じ悩みのように感じることがありますが、治療へのアプローチは異なります。
肝斑は両頬や頬骨、額などに広く不規則に広がることが多く、紫外線・ホルモン・熱刺激などさまざまな要因の影響を受けます。
一方、そばかすやシミ、老人性色素斑は、それぞれの色素の境界が比較的はっきりして見えることが多いです。
簡単にまとめると、
広くぼんやりと広がった茶色い色素 → 肝斑の可能性
小さくはっきりした茶色い点状の色素 → シミ・そばかす・老人性色素斑の可能性
と考えることができます。
この違いが重要な理由は、肝斑は強いエネルギーで一度に除去するよりも、繰り返し低出力で治療する方が適している場合が多い一方、シミやそばかすは色素をより選択的に破壊するレーザーを活用できるためです。
肝斑にはどのようなトーニングが効果的ですか?
一言でいうと
広範囲に広がった肝斑には1064nm系の低出力トーニングが基本となり、色素の深さや肌トーンに応じてヘリオストーニング・デュアルトーニング・ピコシュアトーニングを選択できます。
肝斑は単純に皮膚表面だけに存在する色素ではありません。
表皮と真皮の両方に色素が存在する場合もあり、メラニンを生成する細胞が繰り返し活性化するため、一度除去しただけで終わるケースは多くありません。
そのため肝斑治療では、メラニンを徐々に減らしながら、過度な熱刺激を避けることが重要です。
広範囲の肝斑と肌トーンを一緒に改善したいならヘリオストーニング
ヘリオストーニングは、1064nmと532nmの2種類の波長と複数の照射モードを使用します。
1064nmは比較的深い位置にある色素にアプローチし、532nmは表皮に近い位置にある色素に活用できるため、表皮から真皮にかけて現れる色素に同時にアプローチするのに役立ちます。
色素だけでなく、肌トーン・毛穴・小じわの改善も同時に目指せる点が特徴です。
肝斑 + くすんだ肌トーン + 毛穴・小じわ → ヘリオストーニング
肝斑とハリ・毛穴まで同時にケアしたいならデュアルトーニング
一言でいうと
色素改善だけでなく、肌のキメ・毛穴・小じわ・ハリまで一緒にケアしたい場合は、デュアルトーニングが適しています。
デュアルトーニングは異なる波長のレーザーを組み合わせ、ジェネシス方式のレーザーによる熱作用を活用してコラーゲン生成を促しながら、色素と肌のキメを同時に改善する方法です。
1064nm・532nmまたは755nm系の色素レーザーとジェネシストーニングを組み合わせることで、肝斑・シミ・くすんだ肌トーンと同時に、毛穴・小じわ・ハリの低下にもアプローチできます。
特に、単一のトーニングを繰り返しても肌トーンの変化を十分に感じられなかった場合や、色素治療とアンチエイジングを同時に希望する場合に活用しやすい施術です。
肝斑 + 肌トーン → 一般的なトーニング
肝斑 + 毛穴 + 小じわ + ハリ → デュアルトーニング
ピコトーニングは一般的なレーザートーニングと何が違いますか?
一言でいうと
ピコトーニングは、ピコ秒単位の非常に短い時間で高いエネルギーを照射し、メラニン色素を細かく分解する方法で、そばかす・シミ・老人性色素斑のような、はっきりした色素の治療に強みがあります。
ピコ(Pico)とは、1兆分の1秒を意味します。
従来のナノ秒レーザーよりもはるかに短い時間でエネルギーを伝えることで、色素粒子を細かく砕く方法です。
ピコシュアは755nmのアレキサンドライト波長を使用し、メラニンへの選択性が高いため、肝斑・そばかす・シミ・老人性色素斑・老人性いぼ・一部の母斑・タトゥー色素などに活用できます。
そのため、顔全体の色ムラが気になる場合や、色素の境界がはっきりしている場合には、ピコトーニングが良い選択肢となることがあります。
CHECK POINT
広範囲に広がった肝斑 → 低出力トーニング
はっきりしたそばかす・シミ・老人性色素斑 → ピコシュアトーニング
肝斑とシミが同時にある → トーニング + ピコ系レーザーの組み合わせを検討
そばかすやシミにはピコシュアトーニングが良いですか?
一言でいうと
はい。そばかす・シミ・老人性色素斑のように、メラニンが比較的はっきり集まっている色素には、ピコシュアトーニングが効果的な選択肢となる場合があります。
そばかすやシミは、肝斑のように広範囲に広がるタイプよりも、一つひとつの色素が比較的はっきりしていることが多いです。
この場合、755nmの波長はメラニンに吸収されやすく、ピコ秒単位の短いエネルギーによって色素を細かく分解します。
そのため、以下のような場合にピコシュアトーニングを検討しやすいです。
- 頬骨周辺にそばかすが多い
- 紫外線を浴びた後にシミが増えた
- 顔に小さな茶色い斑点が複数ある
- 従来のトーニング後もはっきりした色素が残っている
- くすんだ肌トーンとシミを同時に改善したい
ただし、肝斑が混在している肌に対して、すべての色素に強いエネルギーを一律に照射することは適切ではない場合があります。
肝斑は刺激に敏感である一方、そばかすやシミは比較的選択的に除去できるためです。
赤ら顔と肝斑が同時にある場合、どのレーザーが良いですか?
一言でいうと
肝斑・シミとともに顔の赤みや赤い跡がある場合は、色素と血管の両方にアプローチできるエクセルVレーザーを検討することができます。
顔がくすんで見える原因が、すべて茶色い色素とは限りません。
頬や鼻周りが赤い場合や、ニキビ跡が赤く残っている場合は、血管性の問題が関係していることがあります。
エクセルVは、KTP・ロングパルスNd:YAG・ジェネシス系のモードを使用し、皮膚表面に近い血管や色素から、比較的深い血管性病変までアプローチできます。毛穴・小じわ・肌のキメの改善にも活用されます。
そのため、以下のような場合に活用しやすいです。
肝斑 + 赤ら顔
シミ + 赤いニキビ跡
色素 + 毛細血管
肌トーン + 毛穴 + 小じわ
CHECK POINT
茶色い色素が中心 → トーニング・ピコ
赤み・赤ら顔が中心 → エクセルV
茶色 + 赤みが同時にある → 色素レーザー・血管レーザーの組み合わせ
老人性色素斑もトーニングで除去できますか?
一言でいうと
平らな色素性の老人性色素斑にはピコなどの色素レーザーを使用できますが、表面が厚く盛り上がった老人性色素斑には、CO2レーザーのように組織を直接除去する方法がより適している場合があります。
「老人性色素斑」と呼ばれる病変も、すべて同じ形ではありません。
茶色い斑点のように平らな病変もあれば、皮膚の表面から厚く盛り上がったタイプもあります。
平らなメラニン性色素にはピコレーザーや色素レーザーを使用できますが、皮膚表面から突出している病変は、単純なトーニングだけでは十分に除去できない場合があります。
CO2レーザーは、10,600nmの波長を利用して皮膚組織内の水分にエネルギーを吸収させ、病変を精密に除去する方法で、ほくろ・スキンタッグ・いぼ・一部の老人性色素斑など、局所的な病変の除去に活用されます。
平らな茶色い色素 → 色素レーザー・ピコ
盛り上がった老人性色素斑・ほくろ・スキンタッグ → CO2レーザー
ほくろやスキンタッグもトーニングでなくなりますか?
一言でいうと
ほくろやスキンタッグのように皮膚表面に局所的に存在する病変は、一般的なトーニングよりもCO2レーザーの方が直接的な治療方法です。
レーザートーニングは、広範囲の皮膚に低いエネルギーを繰り返し照射し、メラニンを減らす方法です。
一方、ほくろやスキンタッグのように病変そのものを物理的に除去する必要がある場合は、レーザーで該当する組織を精密に除去する方法が必要です。
CO2レーザーは、水分に吸収されやすい10,600nmの波長を使用するため、組織を選択的に蒸散させるのに適しています。
そのため、トーニングとCO2レーザーの役割は次のように大きく異なります。
広範囲に広がった肝斑・肌トーン → トーニング
そばかす・シミ → ピコレーザー
ほくろ・スキンタッグ・盛り上がった病変 → CO2レーザー
トーニングを受けると肌トーンも明るくなりますか?
一言でいうと
はい。肌に広く分布しているメラニン色素が減少することで、肌トーンがより均一で明るく見えることがあります。
顔がくすんで見える場合、目立つ大きなシミだけが原因とは限りません。
細かいメラニン色素が肌全体に広く分布すると、肌トーンにムラが生じ、暗く見えることがあります。
トーニングは、このような細かい色素を繰り返し減らすことで、全体的な肌トーンを均一に整える効果が期待できます。
ただし、レーザートーニングは元々の肌色そのものを変える美白施術ではなく、不要に増加したメラニンを減らす施術と理解するのが正確です。
つまり、
元々の肌色を白くすること → ×
肝斑・シミ・色素沈着によって暗く見える肌トーンを均一に整えること → ○
ということです。
トーニングで毛穴や肌のキメも改善できますか?
一言でいうと
一部のトーニングは、色素だけでなく真皮への熱刺激によってコラーゲン生成を促し、毛穴・肌のキメ・小じわの改善にも役立つ場合があります。
すべてのトーニングが同じ方法で肌のキメを改善するわけではありません。
ヘリオストーニングは色素とともに肌トーン・毛穴・小じわの改善を目指すことができ、デュアルトーニングは色素レーザーとジェネシス系治療を組み合わせることで、コラーゲン生成や肌のハリ改善まで同時にアプローチします。
エクセルVもジェネシスモードを活用し、肌のキメ・毛穴・小じわの改善に使用されることがあります。
そのため、
色素のみ改善 → 一般的なトーニング
色素 + 肌のキメ + 毛穴 → ヘリオス・デュアルトーニング
色素 + 赤み + 肌のキメ → エクセルV
というようにアプローチできます。
トーニングは何回受けると効果がありますか?
一言でいうと
肝斑トーニングは一般的に複数回の治療が必要で、3〜4回前後から肌トーンの変化を感じ始め、十分な色素改善を目指すために10回以上行う場合もあります。
肝斑は、一度強いレーザーを照射しただけでなくなるものではありません。
メラニンの生成が継続する可能性があるため、一定の間隔で低出力レーザーを繰り返し照射し、色素を徐々に減らしていく方法が多く用いられます。
デュアルトーニングの場合は、3〜4回以降から肌トーンの変化が現れ始め、10回以上繰り返すプログラムが活用されることもあります。
一方、そばかすやシミのように色素が比較的はっきりしている場合は、ピコレーザーを使用することで、より少ない回数で明確な変化を目指せる場合があります。
そのため、回数については以下のように考えるとわかりやすいです。
肝斑・広範囲の色素沈着 → 繰り返しトーニング
はっきりしたそばかす・シミ → ピコレーザーによる集中治療
ほくろ・老人性色素斑などの局所病変 → CO2レーザーまたは集中色素レーザー
肝斑はレーザーを受ければ完全になくなりますか?
一言でいうと
肝斑は完全に除去するというより、色素を薄くしながら再発を抑え、長期的に管理していく考え方に近いです。
肝斑の治療が難しい理由は、すでに存在しているメラニン色素だけでなく、メラニンを生成する過程自体が繰り返し活性化するためです。
紫外線・熱刺激・ホルモンの変化など、さまざまな要因によって再び濃くなることがあります。
そのため肝斑治療では、
すでに生成された色素を減らす治療
新しい色素が過剰に生成されないように管理すること
の両方を考える必要があります。
レーザートーニングは既存のメラニン色素を減らす役割を担い、メラニン生成を抑制する注射などの方法が補助的に活用される場合もあります。
肝斑が繰り返し再発する理由は何ですか?
一言でいうと
肝斑は紫外線だけでなく、熱・ホルモン・炎症・過度な皮膚刺激などによってメラニンの生成が再び活性化するため、再発しやすい特徴があります。
トーニングによって既存の肝斑が薄くなっても、メラニンが生成されやすい環境がそのままであれば、時間の経過とともに再び濃くなることがあります。
特に強い日差しや紫外線は、メラニンの生成を促進する代表的な要因です。
そのためトーニング後は、レーザー治療だけを繰り返すのではなく、紫外線対策と肌のバリア機能を整えるケアが重要です。
また、肌に継続的に強い熱や刺激を与えると、炎症後色素沈着が生じたり、既存の肝斑が濃くなったりする可能性があるため、強いスクラブや繰り返しの摩擦は避けることがおすすめです。
肝斑がある場合、強いレーザーを受ければ早くなくなりますか?
一言でいうと
いいえ。肝斑は一度に強いエネルギーを使用するよりも、適切なエネルギーで繰り返し治療することが重要です。
そばかすや老人性色素斑のように、色素が一つの病変に集中している場合は、強いエネルギーで該当する色素を選択的に除去する治療が可能です。
しかし肝斑は広範囲に広がっており、メラニン細胞が刺激に敏感なため、過度な熱刺激を与えると、かえって炎症や色素沈着が増加する可能性があります。
そのため肝斑治療の目的は、早く除去することよりも、過度な刺激を与えずに色素を徐々に減らしていくことです。
この違いを理解すると、「なぜ肝斑トーニングを複数回受ける必要があるのか」もわかりやすくなります。
トーニング後にかさぶたはできますか?
一言でいうと
一般的な低出力レーザートーニングではかさぶたはほとんどできませんが、シミを集中的に除去した場合や、CO2レーザーで病変を除去した場合にはかさぶたができることがあります。
同じ「色素レーザー」でも、施術方法が異なるためです。
肝斑を広範囲に治療するトーニングは、低いエネルギーを広範囲に照射するため、日常生活への影響が少ない場合が多いです。
一方、シミやそばかすを高いエネルギーで集中的に治療すると、色素部分が一時的に濃くなったり、薄いかさぶたができたりすることがあります。
CO2レーザーでほくろや老人性色素斑などを除去した場合は、皮膚表面に小さな傷ができるため、再生過程でかさぶたが生じます。
肝斑トーニング → かさぶたはほとんどできない
シミの集中治療 → 色素が濃くなる・薄いかさぶたができる可能性
CO2レーザーによる除去 → かさぶたと再生期間が必要
トーニング後の注意事項は何ですか?
一言でいうと
トーニング後は紫外線対策と十分な保湿が最も重要で、肌に強い熱や摩擦を与える行動は避けることがおすすめです。
レーザーエネルギーが肌に照射された直後は、一時的に赤み・乾燥・敏感な状態になることがあります。
そのため、肌のバリア機能が回復するまでは刺激を最小限に抑えることがおすすめです。
CHECK POINT
日焼け止めを十分に使用する
保湿剤・再生クリームで肌の乾燥を防ぐ
強いスクラブ・ピーリングを避ける
サウナ・チムジルバンなど過度な熱刺激を避ける
かさぶたができた場合は無理に剥がさない
色素部分を繰り返しこすらない
肝斑・シミ・そばかす別に、どのレーザーが適していますか?
一言でいうと
広範囲の肝斑にはヘリオス・デュアルトーニング、はっきりしたそばかす・シミにはピコシュア、赤みを伴う色素にはエクセルV、盛り上がった老人性色素斑・ほくろにはCO2レーザーと考えるとわかりやすいです。
肌悩み | 優先的に検討する施術 |
|---|---|
広範囲に広がったぼんやりした肝斑 | ヘリオストーニング・デュアルトーニング |
肝斑 + 毛穴 + 肌のキメ | デュアルトーニング |
肝斑 + くすんだ肌トーン | ヘリオストーニング |
そばかす・シミ | ピコシュアトーニング |
老人性色素斑・はっきりした茶色い色素 | ピコシュアトーニング |
肌悩み | 優先的に検討する施術 |
|---|---|
肝斑 + 赤ら顔 | エクセルVレーザー |
赤いニキビ跡 | エクセルVレーザー |
盛り上がった老人性色素斑 | CO2レーザー |
ほくろ・イボ | CO2レーザー |
繰り返し現れる肝斑 | トーニング + メラニン生成抑制治療を検討 |
トーニングの種類が多いですが、どのような基準で選べばいいですか?
一言でいうと
トーニングは機器の名前で選ぶのではなく、まず「肝斑なのか、シミなのか、赤ら顔なのか、皮膚表面に盛り上がった病変なのか」を区別すると、選ぶ基準が明確になります。
同じ茶色に見える色素でも、すべて同じレーザーで治療できるわけではありません。
最も簡単にまとめると、以下の通りです。
FINAL ANSWER
- 広範囲に広がった肝斑・くすんだ肌トーン → ヘリオストーニング
- 肝斑 + シミ + 肌のキメ・毛穴・ハリ → デュアルトーニング
- そばかす・シミ・老人性色素斑のような、はっきりしたメラニン色素 → ピコシュアトーニング
- 肝斑 + 赤ら顔・赤い跡 → エクセルV
- ほくろ・スキンタッグ・盛り上がった老人性色素斑 → CO2レーザー
- 繰り返し現れる肝斑 → レーザートーニング + メラニン生成を抑制するアプローチ
レーザートーニングのポイントは、強いレーザーを受けることではなく、治療したい色素の種類と深さに合った波長や方法を選択することです。
肝斑は広範囲に広がり、繰り返し現れやすい色素であるため、徐々に管理していくことが重要です。一方、そばかすやシミは、色素を選択的に分解するレーザーの方が適しています。赤ら顔のように血管の問題が関係している場合は血管レーザーが必要であり、ほくろや盛り上がった老人性色素斑は、トーニングではなく除去レーザーの領域となります。
レーザートーニングについてよくある質問(FAQ)
肝斑にはピコトーニングと一般的なトーニングのどちらが良いですか?
広範囲に広がり、刺激に敏感な肝斑には低出力トーニングを中心にアプローチし、肝斑とともにそばかすやシミのようなはっきりした色素が混在している場合は、ピコトーニングを併用することがあります。
ピコトーニングは肝斑にも効果がありますか?
肝斑にも使用できますが、ピコレーザーの強みは、そばかす・シミ・老人性色素斑のようにメラニンがはっきり集まっている色素を細かく分解することです。肝斑は広範囲を繰り返し管理していくアプローチが重要です。
シミと肝斑を同時に治療できますか?
可能です。肝斑には低出力トーニングを行い、はっきりしたシミにはピコレーザーなどの集中色素レーザーを活用することで、それぞれ異なる色素に合わせてアプローチできます。
赤ら顔がありますが、トーニングを受けても大丈夫ですか?
茶色い色素だけでなく、赤ら顔や赤い跡が同時にある場合は、血管をターゲットにするエクセルVのようなレーザーがより直接的な選択肢となります。
トーニングは何回受ければ肌が明るくなりますか?
3〜4回前後から肌トーンの変化を感じ始める場合があり、肝斑のように繰り返し管理が必要な色素は、10回以上行う場合もあります。
トーニングを続けると皮膚が薄くなりますか?
適切なエネルギーで行うレーザートーニング自体が、皮膚を継続的に薄くする施術ではありません。ただし、過度なエネルギーや短い間隔で繰り返し刺激を与えることは避けることが望ましいです。
トーニングとピコレーザーは同時に受けられますか?
肝斑とシミが同時にある場合は、それぞれ異なる色素を対象として2つの方法を併用することがあります。トーニングは広範囲の色素に、ピコレーザーははっきりした色素に集中的にアプローチする役割があります。
肝斑注射はどのような場合に併用できますか?
レーザーで既存の色素を減らしながら、メラニンの生成自体も抑えたい場合に補助的に活用されることがあります。肝斑注射には、トラネキサム酸系の成分を使用してメラニン生成を抑制する方法が活用されます。
老人性色素斑にはピコトーニングとCO2レーザーのどちらが良いですか?
平らな茶色い色素の場合はピコレーザー、表面が厚かったり盛り上がっていたりする老人性色素斑の場合は、CO2レーザーを優先的に検討することができます。
トーニング後はすぐにメイクできますか?
一般的な低出力トーニング後は、日常生活やメイクが可能な場合が多いです。ただし、肌に赤みや熱感がある場合は、刺激の少ない製品を使用し、十分に保湿することがおすすめです。
夏でも肝斑トーニングを受けられますか?
可能です。ただし、紫外線が強い季節は、治療後にメラニンが再び活性化しないよう、紫外線対策をより徹底する必要があります。
